ビジネスマンのための「発見力」養成講座 & ビジネスマンのための「読書力」養成講座: 小宮一慶

ほんとに最近、「○○力」ての、乱発されてますね。
「発見力」に「読書力」に「部下力」、なんてのもありましたね。
前に読んだ中村俊輔の本は「察知力」だし。
最近のビジネスパーソンは、即効性のある力、「○○力をアップして戦力倍増!」みたいなのを求めてるんでしょうか。今の30代って、ドラクエとかやってた世代だから、そういうワーディングが響くの?

そんな疑問をいだきつつ、小宮一慶さんの本を2冊読みました。
まず、「発見力」。
発見力を高めるためのポイントとして挙げられていることは、類書で述べられていることと同じで、目新しいことはなかったです。ですが、圧倒的に納得させられる。それは、それぞれのポイントに対して、小宮さんが挙げられている事例の多くが、ご本人が自分で体験したり、考えたりしたもので、借り物じゃないから。講演でも本でもそうですが、借り物でないことばで、心の底から納得しきって話す(書く)言葉は、聴き手(読み手)の心にしみこむなーと感じました。
新しいポイントは特にない、といいつつ、知ってるのとやってるのでは大違い(反省)。
ひとまず、昨日から新聞の読み方を丁寧にし、全部の記事をちゃんと読むっていうのを一ヶ月やってみることにしました。次の読書力、の本にも書いてあったことですが、私のこれまでの新聞の読み方(見出しをスキャンして拾い読みするような読み方)だと、結局、今の自分が知ってること、興味のあることについてしかちゃんと読んでおらず、頭の中の引き出しを増やすことには繋がりにくいと思うのです。
何日続くかなー。

ビジネスマンのための「発見力」養成講座ビジネスマンのための「発見力」養成講座
(2007/09/13)
小宮 一慶

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そして次に読んだのが、「読書力」。
これも良かったな。こっちの方が、なるほど感はあったかも。
読書の方法を速読(情報を探す読み方。既に知ってる分野について特定の情報を探すときには便利そう)、通読1(小説なんかを読む読み方)、通読2(ざっと印をつけたりしながら読む読み方。私が仕事上で本を読むときは、だいたいこれだな)、熟読、と分けて、それぞれの読み方が適している本はこんな本、と分類してます。
おー、頭のいい方の本の読み方だ!と感銘を受けました。
こういう本の読み方してたら、ほんとに、独習でてもある分野の大学を卒業した位の理解は身につけられるんだろうな、と同感です。
わが身を振り返ると、熟読が圧倒的に足りない。。。
お手軽本(この本自体もだ!)を帰りの電車の中で、だーっと毎日一冊読む、みたいな読書してましたが、そんな読み方ばっかりしても、脳内の「小ネタフォルダ(?)」が充実していくだけだという気がしてきました。熟読を通して、その分野の全体像を頭の中に地図化することで初めて、本当の意味での理解が深まるのだと思いました。
・・・熟読しよう!

あと、ある分野を学習するのに最も良いのは、入門者向けの専門書だ、というのは目からウロコがちょっと出ました。でも言われてみれば納得。

ビジネスマンのための「読書力」養成講座ビジネスマンのための「読書力」養成講座
(2008/09/15)
小宮 一慶

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ひとことの力

最近、仕事でかなりへこむ経験をしました。
具体的には語れませんが、『部署のためを思ってなかばボランティアでやった案件が、いざ部署のメンバーに見せてみたら、ボコボコにされた』ってところ。

そんなにどぎつい言い方する人たちは居ませんが、多くの部署のメンバーたちの批判(全部メール)がザクザク届くなか、あるマネジャーからそんな批判メールの嵐を軽く戒め、私たちのチームの姿勢をたたえ、ただ文句を言っているほかのメンバーを戒めるメールを出してくれました。

ほとんど話しをしたことのないマネジャーなのですが、その短いメール一通で、丸2日くらい落ち込みまくっていた私も浮上することが出来ました。

「ひとこと声をかけてあげるだけで、やる気が倍増する」っていうのは、分かっている気になってますが、あらためて自分が声をかけられて救われる立場になってみて、その重要性を感じました。

私は仕事に没頭すると、オフィスにいてもマイワールドに没入してしまう傾向があるのですが、まわりへの気配り&声かけは大切にしようと、あらためて感じた一件でありました。

『グーグーだって猫である』 小泉今日子

映画館で映画をみるぞキャンペーン!の第二弾。
主演小泉今日子、原作は大島弓子の自伝、助演で上野樹里とくれば、大ハズシはないでしょー、と安心して観に行きました。
・・・が、これはやや期待はずれだったかな。

意図の良く分からないエピソードがいくつもある、猫が出てくるシーンでは、ピコピコと謎の効果音が出て気が散る、サバとの思い出にくらべてグーグー(2匹目のネコ)とのエピソードも印象に残りにくい、などなど、「?」と思ってしまう箇所が結構ありました。

これでロケ地が吉祥寺でなかったら、私としては「ちょっと観る映画の選択を失敗したかも」って結論になってましたが、幸い学生時代をすごした街、吉祥寺が舞台だったので、それなりに楽しめました。
「井の頭公園、なつかしいなー」「いせや、ちょっと改装した?」とか、シーン毎に反応しながら。

『風花』や『マンハッタン・ラブストーリ』(こちらはTVドラマ)で、小泉今日子の魅力を知った身としては、ぜひもっと良い作品に出演されますよう、お祈りします(←誰だ、私は)。

グーグー

『苦虫と百万円』 蒼井優

久しぶりに映画館で見た映画。
フラガールなんかで蒼井優がいいなーと思っていたので。
auの瑛太と出てるCM(最近見ないな)も良いし。

時間がぽっかり空いた午後に、思い立って一人で見るにはぴったりの映画でした。
ひと言でいうとテーマは「言葉に出してちゃんと伝えることの大切さ」
「人との深い関わりを避けていちゃ、いつまでたっても幸せはつかめないよ」ってことかと。
(映画の独特な空気感にのんびり浸りながらみてたので、自信なし)

年を重ねるにつれて、図々しく自分をアピールできるようになってきましたが、私もハタチくらいまでは、ひたすら自分の内面に人が立ち入ってくるのが恐くてガードしてた記憶がある。
そのガードを解いたとたん、嫌な思いをすることも増えたけれど、生きてるなあって実感できる瞬間も増えて、なんだかんだと図太い人間になりました。

繊細だった(当社比)ハタチの頃を思い出しながら、のんびり一人、渋谷のまちで観る映画は、良いものですね。あ、蒼井優は、やっぱり良い女優だな、と関心しました。あと、森山未來も!

(写真は「桃娘」)

蒼井優

山口絵里子:「裸でも生きる」

裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ) (講談社BIZ)裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ) (講談社BIZ)
(2007/09/22)
山口 絵理子

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山口絵里子さん。
なんというエネルギーに満ちた人生!
その力の源はどこなんだろう。
自分の能力を超えた仕事だったり、人の裏切りだったり、学生時代に遡ると部活動での修羅場だったり、私もちょっとした困難は乗り越えてきましたが、克服した山の高さも回数も山口さんには到底かなわない。圧巻です。

どんな困難も号泣したり、悲しすぎて笑っちゃったりしながら乗り越えてきた山口さん。
いじめを受けてる子供なんかにも勇気与えられる本でしょうね。ちょっと、パワフルすぎて、逆にオレなんか・・って思っちゃう子もいるかもしれないけど。

そして、学生時代は色々なことに首をつっこみ、海外もうろうろとし、自分の生態系を広げようとしていたけれど、今は小さいテリトリーで安定した日常を送っているよなーっていう大人(私だ)にとっては、ザクザクとえぐられるような本でした。20歳の頃に抱いていた、不安感、このままではいけない、というような切迫感を思い出しました。

ちょっと、このあたりで、交友関係や興味の分野をザクザク、っと拡げてみようかな。。。そんなことを感じながら、一気読みしました。

ところで、この本からは離れますが、先日ソロモン流で社会起業家の特集をやってた回、
「利益を生み出すということと、社会貢献ということの両立をどのように考えているのですか」
という質問をした学生がいた。
ん?きみは、社会貢献ということをものすごく狭く捉えていやしないか!?とちょっとびっくりしました。
利益の追求=社会貢献につながる、社会に求められるモノやサービスを提供し続けること=社会貢献だと考えるのですが。
また別の方向から見ると、社会貢献し続けるためには、ビジネスとして利益を上げ続けることが必須だと思うのですが。どうですかね、学生さん?
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